前職場との大きなギャップ

女性/30代
経歴:産婦人科4年、混合病棟1年
普通高校卒業後、全日制の看護専門学校へ行きました。卒業後は産婦人科がメインの中規模病院に就職。産婦人科病棟で約3年半勤めました。
その後彼のいる隣の県へ引っ越し、産婦人科クリニックに正社員で入職しましたが、下記の状況で2か月で退職しました。

前職場との大きなギャップ

10数床しかない小さなクリニックでアットホームと言えばアットホームでしたがスタッフの接遇がなってませんでした。
私が最初に勤めた病院は接遇がとても厳しく、日々歩き方、話し方、口調や所作など注意されておりました。
なのでこのクリニックに入職した時は驚きました。
患者さんに対してのタメ口。品のないスタッフばかりで私より若い新人もとても態度が大きかったです。
たぶん先輩達を見ているのでそのように育つしかなかったのかなと思います。
あと、医療物品を使いまわしをしてました。注射器はディスポーザブルではなくガラス注射器。しかも黒ずんでいて古かったです。
そして医師が使う手袋も診察後にバケツに入れて、
それをスタッフが洗って干して、また再利用してました。診察は内診が多いので血液や体液が付着します。それを洗い処理するのが日常でした。
スタッフも少なかったので勤務が激務でした。勤務時間の1時間以上早く行き、サービス勤務をしなくてはなりませんでした。もちろん定時で帰れるわけでもありませんでした。

入職後すぐに退職を希望

スタッフの接遇のなさ、医療行為への不信感を抱き、私はいつか患者さんを殺めてしまうかもしれないと思い、今すぐにでも辞めたいと思いました。
給料は前の病院よりありましたが、お金ではないと思う日々でした。

通勤しながら涙

毎朝泣きながら自転車をこいで通勤してました。このまま交通事故しないかなと日々思っていたので、相当病んでいたと思います。
ちょうど彼(現在は夫です)の転勤が決まったので、転勤しますの一言で退職しました。さすがに入職2か月目での退職は避難轟々でしたが、申し訳ないと思ったのは一瞬でした。

笑顔で看護できなければ退職を視野に入れても!

辞めたい理由は人それぞれだと思います。病院に理由があったり、自分の都合であったり。そこで働いてみないとわからないけど、自分が無理と思ったら、笑顔で看護できなかったら、新天地を探せばいいと思います。簡単にできることではないけれど、自分自身を味方につけて動くことも大事なことだと思います。